キッチンの水がなかなか流れない!
キッチンの排水口を掃除したいけどやり方がわからない!
自分でやるのは難しそうだから業者さんにお願いしようとすると何万円もかかってしまうから迷ってしまいすよね?
詰まりの箇所によっては業者さんにお願いしなけれないけない場所もありますが自分で詰まりを解決できる所もあるんです!
自分で取り外して掃除するやり方を写真付きで詳しくご紹介します(*^^)v
難しそうだけど・・・
やり方と基本的な知識があれば簡単にできるんだ!
やり方を詳しく紹介するよ!
- 自分で配管の詰まりを直したい
- 汚れの取り方を教えてほしい
- 水の流れが悪い気がするけどどうすればいいかわからない・・・
配管の掃除準備
取り外す前に必要な工具などを準備します。
必要な工具
- ラバーストラップレンチ
-
塩ビ(プラスチックの一種)配管を外したり取り付けたりするのに非常に相性がいい工具です。
金属の工具では配管を傷つける可能性があるのでラバー製の物がおすすめです。
- パイプレンチ
-
金属でできているので塩ビ(プラスチックの一種)配管に使用するのにあまりおすすめできませんが、金属の配管を締めたりするのに使用もできるので工具の取り扱いに自信のある方にはこちらがおすすめです。
今回使用する工具です。
家にあればもしもの時に便利ですので購入をおすすめします。
配管が金属ではなく塩ビ(プラスチックの一種)ですので強く締めると割れてしまいます。
ラバーストラップレンチなら締め部分がゴムですので配管を傷つけにくくておすすめです。
必要な保護具
- 保護メガネ
-
アルカリの液が目に入ると失明の危険があります、アルカリの洗剤を使用して掃除する機会は多いので家に1つあると非常に便利です!
- ゴム手袋
-
使い捨てですが生地が薄く作業しやすいのでおすすめ。
生地は薄いですが破れに強く安心して作業できますよ!
おすすめの保護具です。
保護具を使用して安全に作業してくださいね!
配管の取り外し手順
実際の取り外し手順を詳しくご紹介します(*^^)v
排水トラップ
流しの下に排水トラップがあります。
引き出しを手前に引きだすと取り外せるので引き出しは取り外して作業しやすいようにします。
すると写真のような排水配管が見えます。
基本詰まりはこのような配管内に油脂などが固着し配管を詰まらせています。
写真の〇部分を取り外します。
よく呼ばれる呼び方は「排水トラップ」です。
排水トラップとは、排水管または排水口の一部に水をためて塞いで、排水管から屋内に害虫や悪臭が入ってこないようにする構造や器具をいいます。
塞いでいる水のことを、封水と言い封水がないと配管を伝って害虫や臭いが入ってきます。
排水トラップがある場所は、家では水回り全てにあります。
長期間使われていないキッチンが臭い事ありませんか?
封水が蒸発し配管内の臭いがキッチンに上がってきているのです!
排水トラップの取り外し
排水トラップを取り外すのは上下のネジ部分を取り外すと簡単に取り外せます。
ゴム手袋をつけてネジを反時計回りに回して取り外しましょう、基本的に工具を使用せずに緩める事ができます。
施工時に工具を使用して締めこんでる場合は工具を使用しないと緩める事は難しいので手で回して回らないと感じたら無理をせずご紹介した工具を使用してください。
工具の使用方法
ラバーストラップレンチでの取り外し方です。
外したい部分にゴム部分をはめて緩みがないようにゴムの長さを調節します。
手元のレバーでゴムの固定や長さ調節ができます。
長さを調節しラバーストラップレンチを回すとナットが取り外せます。
パイプレンチ
パイプレンチでの取り外し方です。
金属でできているので強く締めたりぶつけたりすると配管が壊れてしまうので注意してください。
しかし使用方法はラバーストラップレンチより簡単です(*^^)v
ネジサイズにパイプレンチを広げて反時計回りに回すだけです。
写真のパイプレンチはネジ部分に浅くしか入っていないですが実際に使用する時はパイプレンチの根元までしっかり入るように掴んで回してください。
浅い状態で回すとパイプレンチが外れて配管を壊したり、体にパイプレンチが当たったりするので危険です。
排水トラップ取り外し
上部のナットを緩めると配管から排水トラップが取り外せます。
取り外すと上から水が落ちてくる場合がありますのでタオルなどで水が周りに落ちないように受けておいてください。
排水トラップを完全に取り外した所です。
黒い部分はゴムパッキンです、パッキンが汚れていたり傷ついていると水漏れの原因になります汚れは取り除き傷がないか確認してください。
排水トラップ内掃除
取り外した排水トラップ内に固着した油脂を取り除きます。
取り除き方は、内部をシャワーで洗いながら詰まっている油脂を外に押し出しましょう。
押し出す事が難しいなら、排水トラップをバケツなどに入れキッチンハイター等アルカリ性の液体につかるように10分~20分つけておくと油脂が溶けて詰まりが解消します。
配管は取り付ける前に水でアルカリ成分を洗い流してください。
油脂を取るおすすめの洗剤です。
アルカリ性は油脂などたんぱく質を溶かします。
溶かす事で汚れが取れるのですが、皮膚に付着すると皮膚も溶かします、特に目に入ると危険ですので先ほど紹介した保護メガネ・ゴム手袋を忘れずに使用してください。
保護具の着用は必須です!
配管エルボと取り外していない配管の清掃
排水トラップの上側が排水エルボ。
下側を排水配管と言います。
排水エルボ内部の汚れがひどい場合は排水エルボを取り外して清掃。
下の排水配管の取り外しは素人では難しいので配管内にアルカリ性洗剤を配管内に入れ10分から20分放置すると内部の汚れはキレイになります。
配管の組付け
清掃が終わったら組付けです。
組付けはパッキンの汚れ・傷がない事を確認して取り付けて下さい。
パッキンは200円ほどです。
取り外す前に予備を購入しておくと安心ですね!
パッキンは水漏れを防ぐ重要なパーツです。
取り付けは十分に注意しましょう(*^^)v
パッキンの取り付け順
- 白色のパッキンを内部に収める
- ゴムパッキンをはめる
注意
ゴムパッキンは円錐状になっています、幅が広い方を白いパッキン側にしてください。
方向を間違うと取り付けができません、取り付けが困難な場合はパッキンの向きを確認してください。
パッキンを取り付けたら排水トラップを取り付けます。
排水トラップは下から取り付けるとスムーズに取り付けられますよ(*^^)v
ゴムパッキンを事前に取り付けておきます、配管に取り付ければパッキンとナットは落ちてくる事はありません。
洗浄済みの排水トラップを下から取り付け。
ゴムパッキンがあるのでネジを押し込むようにするとネジが入りやすくなり取り付けが簡単です(*^^)v
ネジも塩ビ素材なので取り付ける時に注意しないと割れが発生する場合があります。
無理に締めこんだりしないように注意しましょう、力を入れなくてもネジは組み込めるのでネジがハマらない場合は一度外してまっすぐ取り付けられているか確認してください。
上下取り付け終わったら工具で締めこみます。
工具がない場合はゴムパッキンが内部にハマっているので手で締めこむだけでも締め付けは十分です(*^^)v
最後に水を流して漏れがないか確認して漏れがなければ完了です!
もし漏れがある場合はもう一度取り外してパッキンを確認してもう一度取り付けて下さいね!
締めすぎないように注意してください!
配管は塩ビ(プラスチックの一種)なので割れる事があります!
まとめ
工具と知識があれば家のメンテナンスも意外とできる事があります。
今回ご紹介した方法で排水の詰まりを解消してくださいね(*^^)v
自分でするのが怖い・奥で詰まっているなどの場合は業者さんにお願いしてくださいね!
やり方がわかればできそう!
ぜひ参考にして実践してくださいね!
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