- 試験の内容
- 難易度・合格率
- 勉強方法
- 講習で注意する事
気になる情報をまとめてご紹介しています!
実際に使用した問題集です。
この問題集の問題を繰り返し解くことで合格しました!
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丙種化学(特別)とは
丙種科学(特別)は丙種科学(液化石油ガス)以外の高圧ガスを実務的な業務として扱うための免状です。主な施設は石油化学コンビナート等製造事業所、充てん事業所、天然ガススタンドで、この資格は保安係員の位置づけとなります。
一般な工場で使用する事ができる高圧ガスを取り扱う事ができる資格となります、高圧ガスを保有する工場は多く資格の需要は非常に高くスキルアップや転職にも有利な資格となっております。
試験の受付は例年8月から開始しております。
次は試験内容について細かく書いていきます。
試験の進め方
大きく分けて2パターンあります。
(1) 科目免除が受けられる講習制度
高圧ガス保安協会が行う講習の課程を修了した方(講習を受講し、その講習に対する技術検定に合格した方をいいます。)は、高圧ガス製造保安責任者試験または高圧ガス販売主任者試験の一部が免除される特典があります。(国家試験では法令のみの受験となります。) なお、講習にお申込いただいても、国家試験は別途お申込いただく必要がありますのでご注意ください。
この講習を受講すると保安技術・学識の2科目を事前に受験する事ができますが、法令は国家試験日に受験する事になります。
講習の受講値段です、ネット(電子)で申し込むと多少ですが安く申し込むことができます、また講習は3日間の受講が必要です。
値段は高いですが、受講をお勧めします!
講習も年に1度しか実施しておりません、受験を考えておられる方はスケジュールを確認して計画的に進めていく事が大切です。
(2)法令・保安管理技術・学識の3科目を一度に受験
(1)で紹介した講習を受けられない方は、法令・保安技術・学識の三科目を国家試験日にまとめて受験します。
(3)事前講習を受けた方がいい理由
先ほど、講習をお勧めしますとお伝えしましたがその理由として。
①試験に出る大まかな問題を事前に知る事ができる
②講師に専門的な指導を得られる
③講習専用のテキストがかなり使える
の3つです。
講習でよく聞ける「ここは大事」「ここは覚えといて」と言うお決まりの説明が聞ける事と講師に直接質問ができる事、テキストが非常に見やすく講習中にラインを引いた所を重点的に勉強すれば合格率も上がります。
講習にはお金が必要になりますが合格率をあげたい場合は受講を強くお勧めします!
払う金額以上の価値があります!後でも出てきますが、合格率にも非常に大きく関係してきます
難易度・合格率
令和4年の合格率です。
全科目受験は
合格率を見ていただいてわかる通り全科目受験(講習なし)と科目免除(講習あり)では60%以上の開きがあります。
数字を見ると事前講習のすばらしさがわかります。
60%の違いは大きいですよね!なぜこの差が出るのか説明していきます!
勉強方法
60%の差は勉強範囲の違いにあります、講習を受けていないと重点的に勉強していい箇所がわかりにくく膨大な時間が必要になります、しかし講習を受けておくと大まかな出題範囲が知れるので効率よく勉強ができます、60%の差はここから生まれます。
では、実際に実行した勉強法をお教えします!
僕は講習を受講して試験に挑んだので、講習を受講されていない場合はもうほぼ根性論になってしまいます・・・
講習なし
講習を受講されていな場合は問題の要点や計算式などを理解する所からスタートです。
法令、保安管理技術、学識の総勉強期間は3か月あれば大丈夫と思います。
過去問題に一度挑戦し苦手な所を重点的に学習すれば大丈夫です。
法令は暗記
保安管理技術もほぼ暗記
学識は公式を覚えないと説くこともできません( ノД`)シクシク…
法令、保安管理技術は過去問題(5年分くらい)を繰り返し解いて、間違えた部分はなぜ間違えたのか理解して次に進むことが大切です。
学識は公式を覚えないといけないですが、過去問題(5年分くらい)解いていると気が付きますが多くて6パターン位しか出てきません、問題の出し方で6パターン以外の公式が出たと感じても問いの聞き方が少し違うだけで使用する公式は同じ物と気が付きます、パターンを理解すれば楽勝で解けます。
数字を見ると苦手意識から考える事を放棄しがちですが、図に書いたりすると理解しやすくなります。
計算問題は難しいですが、答えがはっきりマークシートの選択肢の中にあります、公式さえ覚えれば答えが問題用紙に書いてあるので答え合わせが試験中にできるます、考えようによってはサービス問題ですね!
繰り返しが勉強の基本となります、講習でもっらったテキストと合わせて下に紹介している問題集を繰り返し解いていけば合格確率は飛躍的に上がります(*^^)v
実際に使用していた問題集です!
解説もわかりやすく合格の近道になります。
この問題集を繰り返し解く事で確実に知識が深くなり合格へ近づきますよ(*^^)v
おすすめの問題集です、この一冊で完結します!
合格への近道ですよ(*^^)v
内容もわかりやすく間違った所も詳しく解説があり理解しやすい問題集になっています(^^♪
受講あり
講習を受けられた方は、講習で使用したテキストをお持ちだと思います。
受講時にもらった試験問題集を解いて間違った所をテキストで探してなぜ、何を間違えたのか確認する。
この繰り返しをして過去問を8~9割の正解率を出せれば合格できます。
受講なしの方よりテキストがあるので勉強の範囲がかなり絞られているので効率的に勉強できます!
こちらの勉強期間は少し特殊になります、なぜ特殊なのか次の項目でお話しします。
講習を受けられる方にとって重要な項目が次になります。
オンライン講習も選べる
以前は対面での講習でしたが、オンラインでも講習が受けられるようになりました!
自宅で好きな時間に講習が受けれるのは嬉しいですよね(^^♪
高圧ガス保安協会は、受講者様が講習会場に集合し、対面で講習会を開催してきましたが、政府が進めるデジタル化社会や、感染症や自然災害によって受講できない事態にかんがみ、段階的に講習会をオンデマンド方式(インターネット経由で動画を配信する方式)によるオンライン講習を導入することにしました。
講習・検定 | 高圧ガス保安協会 (khk.or.jp)から引用
すでに、令和2年度及び3年度の上期では、乙種化学講習及び乙種機械講習をオンライン講習で実施しましたが、これを法定講習全体に拡大するものです。
なお、講習後に行われる検定試験、実習や技能試験については、オンラインでは実施できませんので、従来どおり対面で行います。
オンライン講習の実施に関するお問合せや、インターネットに接続できずオンライン講習を受講することが困難な方は、試験・教育事業部門(電話03-3436-6102)までご連絡ください。
好きな時間に自分のペースで講習を受けられるのは嬉しいポイント!
講習時の落とし穴
講習を受ければ、合格に近づくのは合格率の数字に表れている通り間違いはありません。
それは、(1)の 科目免除が受けられる講習制度の所で記述させていただいておりますが、「この講習を受講すると保安技術・学識の2科目を事前に受験し」の一文です。
講習を受ければ試験免除ではなく
講習終了した日から10日後に保安技術・学識の二科目の試験があります。
これが勉強期間が特殊な理由です。
講習を受ければ試験免状ではないので注意が必要です。
試験が実施されたのは講習後、10日後(僕の時は10日でしたが受講する地域などで違う可能性もあります)でした。
10日しかありませんがもらったテキストと問題集をやりこめば合格は難しくありません、たとえ落ちたとしても国家試験日に保安技術・学識は再度受験可能ですでの安心してください。
事前試験に受かった方は本試験の時は、法令のみとなりますので勉強の負担はかなり低くなります。
試験形態の違いも合格率に大きく影響していると思います。
もちろん講習やテキストの存在も大きいです。
まとめ
高圧ガス丙種化学(特別)についてまとめです。
以上のポイントを押さえておけば合格率が飛躍的に上がります。
皆様が無事に合格されることをお祈りしております。
高圧ガス保安協会のHPリンクを貼っておきます。
詳細はHPでご確認ください。
\ 詳細はこちらで /
僕はこの問題集を繰り返し解くことで合格しました!
過去問の繰り返しが1番の近道です(^^♪
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